グッバイ・サンタクロース(子供は読まないで)

2014年12月25日木曜日

「何歳までサンタクロースを信じていた?」クリスマスの時期にある会話の一つです。今回は私のサンタクロースについてお話しします。

25日の朝には、プレゼント自慢とサンタクロース目撃談

子供の頃、25日の朝になるとプレゼントを開け、外に飛び出しました。近所の友達と何をもらったのか、見せ合いっこが始まります。その際、友達の一人がサンタを目撃したと言うのです。「嘘だ嘘だ、どんなのだった?」とみんなで目撃者の発言を待ちます。「……黒い靴下が見えた」それだけでした。全容は見なかったらしいです。それを聞いて、私は意外に思いました。『サンタは玄関で靴を脱ぐんだ』と。「煙突ないのにどこから入ってくるんだろう」「トナカイとソリはどこに置いてるんだろう」など、皆で疑問を出し合っては答えのない答えを探っていました。

ワンランク下の我が家のプレゼント

我が家のサンタクロースは一度も、私が思い臨んだ物と完全一致するものを届けてくれたことがありませんでした。望んだおもちゃによく似た別メーカーの安価な物。もしくはグレードの落ちる物でした。近所の友達は望んだものと完全一致していて、羨ましくて仕方なかった。もちろん、おもちゃが嬉しいんだけれど、ちょっと残念なんです。本当に欲しい物はお年玉で買っていました。

サンタクロースとの別れ

実は私の家には小学校5年生までサンタがやって来ました。小学校6年生の23日のことです。両親と妹と近所のショッピングモールに行った際、両親が私の欲しがっていたものらしきものを持っていました。それを見た瞬間、私のサンタは私に永遠の別れを告げたのです。傍らにいた年下の妹にも。妹はとばっちりです。もっとサンタを信じていたかっただろうに。

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