ターミネーター3よりは2の続編に思える映画
ターミネーター3以来、アーノルド・シュワルツェネッガーが戻ってきた最新作はエンターテイメント感満載ノンストップムービーだった。ターミネーター1と2の設定を巧みに利用し、タイイムトラベルものに生まれ変わった。
続編でありながらも新起動
新たなシリーズを予感させる第一弾。ターミネーターの当初の世界観やカラーは薄れたか。タッチが変わりアクション要素に大きく傾いている。どことなくマーベルもの映画の雰囲気に近い。暗い未来・コンピューターの脅威を描いたコアなターミネーターは消え、ヒーロー映画的要素が多くを占めた。従来のターミネーターファンから、新たなファン層を作ろうとする意図を感じた。
薄れるターミネーターの存在感
圧倒的脅威と恐怖の源だったターミネーターは消えた。主人公たちの戦闘力が上がり、戦術も巧みで強い強い。これはこの映画だけの問題ではなく、ターミネーター1や2で感じた感覚は、SFXが進化しSF映画を見慣れる時代となったことも原因だ。
偉大なターミネーター1・2
改めてターミネーター1・2のすばらしさを再認識した。画に見えない演出力が映画を印象づける。新の演出力というものを。エンターテイメント性の奥にメッセージ性をしっかりと内包した映画だったということを、改めて感じた。
☆☆★★★
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